モラルハラスメントとは、DVの一種で、一般的にDVの典型例とされる肉体的暴力ではなく、例えば言葉の暴力といった、相手方配偶者の心身に有害な影響を及ぼす言動(精神的暴力)のことです。
相手方配偶者からモラルハラスメント受けているような場合には、離婚を検討することがあるでしょう。離婚の方法は、協議離婚、離婚調停、裁判上の離婚があります。
■協議離婚
最初から裁判によって離婚できるわけではなく、まずは協議による離婚を試みることになります(763条)。
■離婚調停
協議離婚を試みてもうまく合意がまとまらない場合には、離婚調停を申し立てることになります。日本では「調停前置主義」というものがとられており、文字通り先に調停を申し立てなければなりません。
■裁判上の離婚
調停でもうまくまとまらない場合には、裁判手続きを行います。その際には、離婚事由を規定する民法770条1項が重要になります。モラハラを含むDVが行われている場合は、770条1項5号の「その他婚姻を継続しがたい事由」に当たる可能性があります。
柳原法律事務所では、杉並区、渋谷区や、武蔵野市等23区外の東京都での離婚、男女問題、相続、遺言、不動産トラブル、法人のご相談を承っております。
離婚や男女問題についてお困りの際は、当事務所までお気軽にお越しください。
モラルハラスメント(モラハラ)とは
柳原法律事務所が提供する基礎知識
-
父親が親権...
離婚届を提出する際には、その離婚届の欄に親権者を記入することが必要です...
-
離婚におけ...
離婚手続きにおいては、「示談金」を支払う場合や「解決金」を支払う場合が...
-
財産分与の...
離婚をする際、夫婦が共同で築いた財産については、財産分与を行います。...
-
【弁護士が...
家賃滞納があった場合には、まずはいくつかの段階に分けて、家賃の督促をし...
-
相続財産の調査
相続をすると、基本的には、被相続人の財産の全てを引き継ぐことになります...
-
養育費を払...
「離婚時には養育費について合意していたはずなのに、相手が支払ってくれな...
-
遺言書の正...
■遺言書は勝手に開封してはいけない? 民法第1004条第1項では「遺言...
-
相続放棄
相続放棄とは、相続人が被相続人の権利や義務を一切受け継がないことです。...
-
【オーナー...
地価が上がるなどあらゆる事情によって、建物の賃料が元の設定賃料と見合...
柳原法律事務所(東京都武蔵野市)|モラルハラスメント(モラハラ)とは